眠れない夜の対策方法TOP > 眠れない時、寝る方法 > 眠れないときの薬とは?〜睡眠薬

眠れないとき薬を飲むのも、選択肢のひとつ

 

眠れない時に薬を飲むと、緊張して昂ぶっていた気持ちが鎮まり、安らかに寝付けることがあります。こういった薬剤は睡眠薬といいますが、現在では呼び名も変わり、正式には睡眠導入剤と呼ばれています。

眠れないときは薬を飲みたくなりますが、まずは以下のような流れで試してみるといいでしょう。

  1. 快眠に役立つ食材を、食事から摂取する
  2. 安眠に役立つ栄養素を抽出した、快眠サプリメントを摂取する
  3. 市販の睡眠改善薬を買って飲んでみる
  4. 医師の診察を受け、抗不安薬や睡眠薬を処方してもらう

眠れないときの薬は、現在ベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤が主流。
これは一昔前のバルビタール系の薬剤とは異なり、とても安全な睡眠薬となっています。昔の眠れない薬は、脳幹に直接作用していたので、量が多くなると、脳幹の働きの一つである呼吸機能を抑制してしまったりしていました。そのほか急激な血圧降下が起こり、命の危険が伴ったのです。そのため自殺目的で使用されたりして、危ない薬だというイメージが定着してしまったわけです。

現在、眠れない時に処方される薬は、抗不安薬や抗ヒスタミン剤もありますが、大脳辺縁系に作用するタイプが主流となっています。大脳辺縁系とは「喜怒哀楽」や、性欲、食欲などの「生きる上で必要な本能」を司る大元の場所。人はストレスがあると、この部位が興奮するために、そこからの指令を受けた視床下部が交感神経を優位にして、夜眠れないことになるのです。ベンゾジアゼピン系の薬剤は、気分をリラックスさせる作用が主体ですから、別段、心身に悪影響はありません。

夜眠れないときの睡眠薬には、不眠症や睡眠障害のタイプによって、処方される薬が異なります。寝入りにくい入眠困難の場合は、短時間作用型の睡眠導入剤が処方されます。寝入りぎわさえ乗り切ってしまえばよいからです。ただし翌日、健忘(物忘れ)の副作用が起きることがあります。ハルシオンやアモバン、マイスリーなどです。そのほか中途覚醒や早朝覚醒の場合は、中間時間作用型や長時間作用型の薬を使用します。この場合は持ち越し効果によって、翌日ずっと心身がすぐれないことがあります。

睡眠薬はアルコールよりも安全

眠れない夜に飲む薬は、このようにベンゾジアゼピン系の睡眠薬が主体ですが、これはアルコールよりも安全といわれています。アルコールは、世界各国で眠り薬として活用されてきた文化があります。それは、気分をリラックスさせ、眠気をもよおす作用があるからでしょう。しかしナイトキャップとしてお酒を利用する場合、度が過ぎると浅い眠りになってしまい、夜中に何度も目を覚ましてしまう危険があるので注意してください。

眠れない夜の眠り薬としてのアルコールは、一時的に体温を上昇させるため、そのあと急激な体温低下を引き起こします。このときに寝入りやすくなるのですが、3時間後にアルデヒドという毒素に分解されます。そのため交感神経が刺激されて、目が覚めやすくなるのです。お酒は少量の場合にかぎってのみ、脳内に鎮静性のギャバを増やすので、睡眠にとっては役立ちます。

市販の睡眠薬とギャバ

眠れない時の薬には、市販薬もあります。
ドリエルとかグッスミンなどの睡眠改善薬です。ドリエルは抗ヒスタミン剤であり、グッスミンにはギャバが含まれています。漢方薬が配合されているタイプもあります。いずれも、緊張した筋肉をほぐし、血行をよくすることによって眠りに導く作用があります。当然、医者に処方される睡眠導入剤よりは、作用が穏やかなので、もし効き目がないならば、医者の診察をうけたほうがいいでしょう。

なお何度が出てくるギャバ(GABA)という成分は、正式にはγ-アミノ酪酸といいます。脳内のドーパミンやノルアドレナリン(ノルエピネフリン)を抑制する神経伝達物質です。前頭葉までの作用を抑制しきるわけではありませんが、全体的に神経を鎮静化させるので、不眠対策としては役立ちます。

ギャバは、睡眠改善薬のグッスミンに含まれていますが、自然の食材では、納豆や醤油、味噌などに含まれています。少量の酒もギャバを作ります。夕食は味噌汁にしたり、醤油を使ったものがいいでしょう。塩分排出のために、食後はカリウムの多い果物がオススメです。

眠れない夜を乗り切るコツが書かれています↓
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